2011年9月15日木曜日

遅くなりましたが 『うさみいく愛市政報告書』 第2号を掲載しました!

大変遅くなりましたが『うさみいく愛の市政報告書』第2号 8月15日に作成したものですが、やっと、掲載をさせていただきました。
というのも、パソコンが得意な方にお願いしても、エラーが発生してしまい、手惑いました。
せっかく、河村たかし代表が来てくださったにもかかわらず、市政報告会開催の告知ができず、
本当に申し訳ありませんでした。

うさみいく愛市政報告は以下のリンクからご覧ください。

大きく拡大すると見れます。
市政報告2号-表

裏面は、今しばらく、お待ちください!

2011年9月13日火曜日

9月定例会で2度目の個人質問に挑戦します!

 私の個人質問の時間は、9月16日午前と決まりました。テーマは「自然エネルギーの普及拡大に向けた本市の考え方について」と「本市における放射性物質に対する危機管理対策について」です。
実は、9月議会で、減税議案が提出されることになり、個人質問は、諦めなければならないかと一旦は考えたのですが、逆に、俄然ファイトが湧いてきて、勢いが付き、8月中に書き上げてしました。ところが、条例化を見据えたスケールの大きい提案には、答えようがないとの回答を頂き、9月8日(木)と9日(金)は、朝まで市役所で、原稿の仕切り直しをしました。夢中でやっていて、明るくなったなぁとは感じていたものの、まさかのディサービス出勤時間が迫っており、シャワーだけを浴び、慌てて向かったという状況でした。
自然エネルギーには、以前より関心が高く、名古屋港管理組合の港営委員会の中でも、風力発電の採算性についてと、今後の名古屋港の自然エネルギーの取り組みについて、質問をさせていただきました。また、名古屋市議会の特別委員会も、環境・エネルギー問題対策特別委員会に所属をさせて頂いています。
 個人質問をする前から、福島原発問題の国の対応に憤りを感じ、10冊近い原発関連の本を読んでいました。今回、質問するに当たって、更に15冊ほど読み込み、インターネットで調べたり、東京都庁のエネルギー担当者様にも、直接問い合わせをし、素朴な疑問から専門的な内容まで、質問をさせて頂き、本当に勉強になりました。調べれば調べるほど、疑問も興味も湧き、エンドレス状態です。
市民の皆様のためになる政策の実現のために、市民目線で、挑んでまいりたいと存じます。ベストが尽くせるよう頑張ります。
 

名古屋港管理組合60周年記念式典に参列させて頂き、感無量!

9月8日名古屋港管理組合60周年記念式典に参列させて頂きました。今日から、管理者が河村たかし市長から大村秀章知事に代わりました。
市長は、来賓として招かれ、ご挨拶をされたのですが、その中で、「名古屋港の海上からの社会見学の実施」に向けて、いい方向に向かっていることを発表して下さいました。これは、私が、6月定例会の個人質問で提案させて頂いた政策が実現に向かっていることであり、議員としてこれほど嬉しいことはないと言えます。皆様がご協力して下さっているということは、内々には伺っていましたが、公的なしかも、60周年という記念すべき日に発表を頂き、感無量といった心境でした。本当に名港海運の高橋会長をはじめ、市長や関係者の皆様方に心より感謝申し上げます。
記念式典のセレモニーで名古屋港の歴史のスライドが流され、先人の先見の目に改めて、敬意を表すとともに、その努力の結果によって、今の名古屋港があることに感動を覚えました。幼いころの懐かしい名古屋港の風景などもあり、夢中になって見入っていました。ポートビルや水族館は、私が娘時代に完成し、ガーデンふ頭の目まぐるしい発展とともに成長してきた自分の歴史とも重ね合わせ、感慨深いものがありました。今後も、先祖から移り住んだ学区住民の一人として、名港議員として、市会議員として、名古屋港の発展のために微力ながら、全力で取り組んでまいりたいと存じます。
記念講演会を拝聴し、終了後、高橋会長に、勇気を出して、記念写真の撮影のお願いをし、快くお受け下さり、最高の記念となりました。

名古屋港管理組合特別委員会に出席後、港湾視察に参加!

9月6日午前は、港区老人クラブ グランドゴルフ大会開会式に参加。その後、港区学童保育連盟さんの請願依頼を受け、その足で、名古屋港管理組合の特別委員会に出席。「国際競争力の強化に向けての取り組みについて」話し合われました。
特別委員会終了後すぐに、港務艇にて、名古屋港管内を海上から視察。金城ふ頭からは、バスで鍋田埠頭まで視察。世界初のレールのないガントリークレーンや無人コンテナ車の動きを屋上から視察させて頂きました。その規模の大きさと正確な動きに、良い意味で、まるで、トミカのおもちゃを見ているかのような錯覚さえ覚えるほどでした。また、ガントリークレーンを操作する様子を見せて頂き、逆に単純作業に見えてしまう手さばきとは、裏腹にいくつものモニターを瞬時に同時に、把握、確認をしている姿にびっくりさせられました。こんなところを、ぜひ、子供たちに見せてあげたいと思い、勇気を出して、質問をしたところ、小学生から大人まで、見学をオープンに受け入れていらっしゃることを知り、更に、6月定例会で個人質問をさせて頂いた「子供たちの海上からの社会見学」の実現に向けて、意欲が湧いてきました。

健康福祉局 所管事務調査にて福祉施設の看護職員不足を提案!


9月7日、健康福祉局 所管事務調査にて「今後の名古屋市の看護職員確保対策について」委員会が開催されました。
市内の看護師養成施設が5年間で1.3倍に増加したことを受け、今後、名古屋市では、官民の役割分担の観点から、潜在看護職員の活用や定着促進・離職防止に重点を置いた看護職員確保対策の総合的な推進を行うことを発表しました。 
そこで、中央看護学校の卒業生の進路が、市内に留まらない理由のひとつとして、奨学金制度などの実施について質問させて頂きましたが、本市では、実施していないことがわかりました。
養成校・養成施設の学生が270人増えたことを踏まえ、以前病院局でも問題になっていた実習の受け入れが難しい件を指摘し、健康福祉局としては、その点について、何か対策や指導などを行っているのかを質問しました。これは、現実的な問題で、ただでさえ人手不足の医療・福祉で勤務する受け入れ側と、養成校とのはざまで、右往左往させられる学生さんのためにも、ぜひ、実りある実習ができる環境づくりが責務であると考えます。実習時の印象が、その後の就職先を変えてしまうほどの意味を持つことを、早く、本市も気づくべきであると思います。養成校を増やす段階で、解決しておかなければならない課題であったといえます。
他党議員より、夜勤ができる看護師不足という深刻な問題提起がなされました。福祉で働く立場から発言をさせて頂き、夜勤が必要な福祉施設の看護師不足はもちろんのこと、ディサービスでも、いくら募集しても集まらないことや、二人体制での勤務で、一人が急病などで勤務できなくなった場合は、介護報酬の法的人員の確保の面からも、運営に支障をきたす状況であることをお伝えしました。看護職員の復職支援講習を募集する際、講習内容を、医療機関を目指す方には、注射の仕方などをはじめ徹底した医療内容の復習や最新医療の内容を学ぶ医療機関コースとし、逆に福祉施設などを希望する方には、高齢者の心理や言葉使いなどの配慮の必要性などを学ぶ福祉系コースなどといった、目的別に、いくつか難易度を分けて、支援していく必要性があることを強く訴えさせて頂きました。

環境保護と省エネのヒントが盛りだくさん!藤前干潟活動センターと野鳥観察館を視察!

 今回、訪問に至った最初のきっかけは、台風後の海の様子や堤防の様子などを見るために、現地に足を運んだのですが、こんもりとした木々に囲まれた藤前活動センターに、不思議と吸い込まれるように入らせて頂きました。子どもたちの手作りの展示物など、見るものすべてが、新鮮で夢中で、時間を忘れ、展示物に見入っていました。、我が子たちも平成14年に、この藤前干潟で、「不思議な生き物を探そう!」といったイベントに参加させて頂いた時のことなどを、思い出しました。
ここの建物の屋根には、草が敷き詰められており(生えさせている)、、この草屋根によって、自然を上手に利用し、冷房にかかる電気を減らしています。①「草屋根」は、環境にやさしい建物の工夫のひとつだそうです。屋根を緑化すると、植物が直射日光を遮って過ごしやすい室温に保つことができます。また、植物から水分が蒸発するときに、熱を奪うため、周囲の温度を下げる効果も持っています。環境にやさしい建物の工夫②「クール&ホットチューブ」・・・地中の温度は、季節や天候の変化を受けにくく、年間を通じて焼く15℃です。チュ-ブの中の空気は、地中の温度に近く、夏は冷たく、冬は暖かくなります。この建物では、チューブの空気を利用して、冷暖房にかかる電気を減らしています。③屋根には、太陽光発電パネルが設置されています。④電気のスイッチ部分に表示してある「ロスナイ」 ・・・無駄のない換気扇のこと
干潟があると、夏では、干潟の生き物が赤潮(植物プランクトン)を食べ、海水を浄化してくれる役割を果たしています。秋には、青湖水が広く分散し、空気中の酸素を吸収して、被害を少なくしてくれます。逆に、干潟がない場合、夏では、埋め立て地から排出されるリンや窒素を含んだ排水が表面を覆い、その下に赤潮が大増殖し、有機物が海底に落ち、ヘドロから硫化水素が発生し、無酸素状態になり、魚が住めなくなる。秋には、北西風が吹き、無酸素水が海底から水面に上がり、循環するため、生き物が死滅してしまうとのことです。至る所に、エコ・省エネのアイデアがあり、9月定例会で、個人質問するテーマでしたので、本当に勉強になりました。
 センター内では、葦からすだれを作られていた歴史や作り方などが紹介されていたり、名古屋港の歴史なども、子供たちの手作りの掲示物なども貼り出されていました。昔、干潟で行われていた地ガキの漁の方法のかわいい手作り模型などの展示もありました。
双眼鏡で自由に干潟を眺めることができようになっており、藤前干潟で見られる鳥たちが掲示されていました。たくさんの鳥たちの中でも、一際、目を引く真っ白な鳥を見つけ、見入っていました。
このセンターでは、月ごとにいろいろなイベントを実施されており、私が、一番興味を持ったのは、2月の「おいしい海苔を作ろう!」です。
隣の建物には、野鳥観察館があり、可愛いお孫さんを連れた若いおじいちゃんがいらっしゃり、その小さな4歳くらいの子が、一生懸命、双眼鏡から覗いてみては、おじいちゃんに教えてあげる様子が何とも言えず、微笑ましい光景でした。2階では、中京大学の学生さんが団体で利用されていて、館長が丁寧に解説されていました。私が、来館すると、すぐさま、「今日の珍しい鳥は・・・」と双眼鏡の向きを合わせてくださり、覗いてみるとさっき、隣のセンターで釘付けになっていた『クロツラヘラサギ』という鳥で、本当に運がいいとのことで、とても充実した視察となりました。

ちなみに、「藤前干潟」は、20021118日にラムサール条約に登録されました。藤前干潟には、鳥や鳥の餌となるカニ・ゴカイなど、多数の生きものが生息しており、生物多様性豊かな場所です。この場所を保全するため、市民や他行政機関と連携しながら、様々な取組が行われています。ぜひ、皆様も、足をお運びください。

『携帯を変えたから、登録をしておいてね!』振込サギにご注意ください!

  9月6日港区老人クラブのグランドゴルフ大会があり、開会式に出席させて頂きました。総勢495名が参加されましたが、どなたもとてもお元気で、皆様の表情は、とてもいきいきと輝いていました。老人クラブという名称とは、ほど遠い方々で、私も、あんな風に、たくさんの友人や仲間に囲まれた、健康で楽しい生き甲斐のある老後を過ごしたいと、改めて感じました。
 港署の方が、ごあいさつで「『携帯電話を変えたから、登録をし直してね!』という手口の振込サギが流行っているいます。ここにいらっしゃる皆さんには、関係ないですが・・・」と話始められ、「なぜ?」とふと感じたのですが、それは、閉じこもりや仲間や友人がおられない方は、どうしても、相談する相手がなく、新しい情報や話題に疎くなりがちで、犯罪に巻き込まれることが多いことからの表現でした。
 「そんな手口に騙されるなんて」って、思っていらっしゃる方いませんか?私は、選挙中に、新しい方から次々に電話がかかり、ある方の携帯番号を誤って、他の方の名前で、登録をしてしまい、「もしもし●●さん!」って、電話を出てしまい、失礼をしてしまった経験があります。ナンバーディスプレーを信じ込んでしまった自分に、はっとしました。「これが、振込サギだ」と思いました。思い込みって怖いですよね。機器が発達したおかげで、人間が操作されてしまい兼ねません。みなさんは、こんな経験はないですか?くれぐれも、自分だけは引っかからないと、過信しないでくださいね。
 まさしく、人と接することの大切さ、地域のコミュニティの大切がしきりに叫ばれるようになりましたが、本当に、昔のような原点に戻る時期がきたのだと考えます。防災もしかり、ぜひ、わたくしも、その一助をさせて頂くために、更なる努力を続けて参りたいと存じます。

うさみいく愛市政報告会に河村たかし代表が来場くださいました!

9月3日うさみいく愛事務所において、河村たかし代表が来場し、第2回目の市政報告会を開催することができました。台風の進行スピードが予想以上に遅れたおかげで、無事、開催することができ、そんなお天気の中でも、30名ほどの方々が、足を運んでくださり、本当に感謝の気持ちでいっぱになりました。
市長の滞在が15分くらいと思っていたところ、減税について1時間30分近く、熱く語ってくださり、会場の皆様も、市長の話に、、時折大笑いをされたり、大盛り上がりのとても楽しい、あっという間の有意義な時間を過ごしていただくことができました。ご来場頂いた皆様方に、心より、感謝申し上げます。
市長が、あんなにノリノリで話されることは珍しいと、同行した秘書さんも「新ネタ入りで、今日は楽しかった!」とびっくりしていたほどでした。
終了後、市長の「大衆居酒屋はどこだゃぁも?」のリクエストにお応えし、近くの「むらさき」さんに同行。市長が、地元の同窓会の会場に、飛び入りで入られたため、みなさんがドッキリカメラの取材にでも出くわしたかのように、一瞬固まり、何が起きたかわからない状態でした。その後は、若い子たちが一斉に市長を囲み、店中が、写メの嵐状態になり、お祭り騒ぎで大盛り上がりとなりました。若者一人一人に「立派になってくれよ!」と肩をたたいては声をかけ、お店に来ていたお客さんも、店員さんも、みなさんが大喜びでした。おかげさまで、市長も、港をとても気に入ってくださり、上機嫌でご帰宅されました。とにかく、市長の人気のすごさには、改めてびっっくりさせられました。(市長!お疲れのところを、わざわざ、お越しをいただき、本当にありがとうございました。感謝の気持ちを忘れず、政策実現などでご恩返しをしたいと存じます)

2011年9月3日土曜日

『愛と奉仕』光の種をまこう!

みなさん、タイトルにびっくりされませんでしたか?『光の子として、生活せよ』これは、私が中学・高校と卒業した聖霊学園のモットーです。当時は「光の子として、アーメン」と、毎日祈りを捧げていました。同窓会だよりが届き、しばし、娘時代に、思いを馳せていました。現在の私があるのも、この教えのおかげだと感謝しています。当時は、今のように、ボランティアという言葉も使われておらず、慰問と言っておりました。自然と人に奉仕することに喜びを感じ、自分が人様のお役に立てることこそが、この世に生きている、生かされている意味だと、ありがたく、感謝しております。困っている人がいたら、手を差し伸べる。それが当たり前だと思って生きてきました。中学1年生から、病院慰問・施設慰問をするようになり、結婚後は、こどもと一緒に、特別養護老人ホームなどに、ボランティアに行きました。絵本や紙芝居の読み聞かせや、盆踊りの踊りを披露したり、和楽器の演奏に出掛けたりしました。
今、福祉の仕事に携わらせて頂けているのも、このおかげだと感謝しております。介護の仕事は、とかく嫌がられたりしますが、決してそうではありません。ご高齢者の皆様の生き様、人生そのものを学ばせて頂ける大変尊い仕事だと思っています。現に、私は、「こんな可愛い(外見ではなく、心のきれいな方)素敵な(考え方や生き方)おばあちゃんになりたい」と感じる方に大勢、出逢ってきました。
私は、よく両親から「徳(人徳)を積みなさい。」と言われています。徳は、一朝一夕には、備わりません。選挙で当選させて頂けたのも、決して私の力ではなく、周りの皆様のおかげであり、前回応援して下さった方々のおかげと感謝しております。「豆腐屋うさみ」と自転車街宣で回ったのですが、その認知度は、ご先祖様のおかげと感謝しております。築地から、遠くは、西福田まで移り住まれた方もいらっしゃり、「わしも、西築地小学校の卒業だよ。」とか「あんたんとこのおばあさんに、家の子は、5人も取り上げてもらったよ」などと声をかけて下さる方がたくさんおられました。私の先祖は、曾祖父母の時代に、埋め立てされたこの築地に移り住み、神社やお寺を興す一助をさせて頂き、二代にわたり、区政協力委員を務めさせて頂いた経緯があります。自分の家の商売の豆腐を作っている最中にでも、困ったと頼まれると出かけてしまう、そんな父の姿を見て育ったことも、現在の私がある原点の気が致します。ご先祖様が、善徳という種を蒔いていてくれたおかげで、今があるといえます。 今度は、私が、ぜひ、『光の種』を蒔き、安心して暮らして頂けるようなナゴヤにすることで、皆様にご恩返しをさせて頂きたいと存じます。
昨日、港区役所で、「港区交通安全総決起大会」が開催され、2部では、愛知県警の音楽隊の皆様が、演奏してくださいました。素敵な音色とカラーガード隊の演技に、心が洗われた気が致しました。たくさんの素敵な曲の中で、いきものがたりの「ありがとう」を聞いた瞬間、涙が止まりませんでした。3月の選挙の頃に流行っており、自転車街宣をしながら、9年前に応援して頂いた皆様の顔やお宅や、声をかけて下さった言葉までもが走馬灯のように浮かび、感謝の気持ちを込めて回らせて頂いたことを思い出したからです。あの時のご恩、そして今回のご恩、決して忘れません。この場をお借りして、こころよりお礼を申し上げます。皆様のおかげで、今の自分があります。
最後に、余談になりますが、聖霊学園が、毎年セントラルパークで、クリスマスコンサートを開催していることをご存じですか?私が、組長会(ちなみに聖霊ではクラス委員のことを組長と呼びます)で、提案させて頂いたことが、卒業してすぐに実現し、今では、クリスマスの日の地元ニュースでは、必ず放映されています。ちなみに、私が提案した時は、みんなから笑われ、相手にされなかったのですが、今では、それを見た親御さんたちが、「娘を、孫を聖霊に入れたい」と、入学のきっかけになっていると聞いています。このエピソードは、私にとって、政策実現への原動力になっている心の糧でもあり、原点だと感じています。ぜひ、市議会に生かしていきたいと存じます。

2011年9月2日金曜日

埋め立て地に建設した海を望む特別養護老人ホームの液状化対策について視察してきました!

8月31日は、芦屋市の埋め立て地に建設された特別養護老人ホーム「愛しや」にお邪魔をし、視察、聞き取り調査、トイレ介助・傾聴ボランティア活動もさせて頂きました。敷地のすぐ際には、穏やかな海が広がり、行きかう船や空の青さは、一日眺めていても飽きないかと思われるほど、素晴らしいロケーションが広がっていました。しかしながら、液状化が懸念される場所での経営の乗り出しに、大変興味が沸き、東日本大震災を目の当たりにし、新たな防災対策への取り組みなどを施設長さんにお伺いしてきました。
この施設の経営母体は病院で、神戸市などにも十数件の施設を経営されておられます。今後、介護保険制度がどのように変わったとしても、ずっとここに住み続けられるような施設をという理念で建設・設計されたそうで、とても落ち着いたいい造りになっていました。一見、有料老人ホームと勘違いしてしまうほど品の良い造りで、カントリー調の無垢の床材などが使われているところも、、センスが良く、自宅にいるような感覚が保たれているのだと感じました。更に、建設費や土地の購入費など、施設の経営に至るまで、興味を抱き、質問をさせていただきました。
その後、メリケン波止場に保存してある、阪神淡路大震災の護岸の被災現場を視察し、1メートル近い地盤沈下の様子や液状化を目の当たりにしてきました。
ここの施設は、埋め立ての人工の島ポートアイランドにも、施設があり、そこには、大学が4校も進出し、お互いに利点を生かして連携した教育研究を行うことにより、一層地域社会に貢献するということを目的として、キャンパスが建設され、注目を集めています。当初、この施設が、神戸市から提供された土地は、残念ながら、広大な市営臨時駐車場の一角の未活用の土地でした。このアスファルトだらけの街区を新しい福祉・医療を担うゾーンとして作り上げるために、その核となったのが、この施設だったと伺い、更に感動を覚えました。
防災に強い街となり、安心して暮らして頂ける名古屋港にし、こんな素敵な街を作りあげたいと、夢と希望が湧いてきました。さっそく、本日、追加質問のため、神戸市役所や特別養護老人ホーム『愛しや』、介護老人福祉施設『ぽー愛』に、お礼のご挨拶を兼ね、お電話をさせていただき、更に、踏み込んだ内容を聞かせて頂きました。ご回答は、1週間ほどかかるとのこと、また、その内容は、ブログで報告をさせていただきます。

画像が横向きで、貼り付けの位置もズレてしまい、お見苦しくて申し訳ございません。

2011年9月1日木曜日

2012年改正介護保険法について座学してきました!

8月30日は、神戸の三宮まで、セミナーを聞きに行ってきました。国が、まだ、詳細を示さない中、段々わかりつつある内容ではありますが、今回のセミナーは、事業所を対象でしたので、ケアマネ対象の東京で聞いた白澤政和教授のセミナーを更にリアルに踏み込んだ内容でした。名古屋は、やはり、遅れており、このような国の動向を先読みしたセミナーは行われておらず、この数か月先でも開かれる予定もなく、この違いにも驚かされます。
セミナーの内容は、今後の介護保険を取り巻く状況についてをはじめ、介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律について等、ひとつひとつ掘り下げて学んできました。国は、施設から在宅介護へと方針を変え、地域のコミュニティーが保たれ、更に効率の良いサービス提供のために、医療と介護の連携を図るべき、改正を行いました。重度の在宅介護者の受け入れができるよう、方向性を示してきました。
にもかかわらず、介護職員処遇改善交付金も来年3月で終了する可能性が大であり、介護報酬も下がることが予想される中、痰の吸引や経管栄養などが介護福祉士でもできるように、介護福祉士は、「医療行為研修カリキュラム」を50時間プラス実地研修を実施するなど、時間と費用をかけて受講し、登録をしなければならないことになりました。事業所は「医療行為認定事業所」としての登録が必要になり、医療行為をできるようにするかしないかの選択は、事業所、介護福祉士ともに、自分自身にあるというものの、ともに、登録をしなければ、利用者さんの受け入れもできなくなるという、何とも、生首を取られたような改正内容であるとも言えます。
しかも、6月の個人質問でも、発言させていただきましたが、中学校区に一事業所しか認可されないなど、一見、聞こえがいいのですが、早いもの勝ちで、実は、利用者様の囲い込みの何物でもなく、利用者様からしてみれば、そこの事業所とそりが合わなかったとしても、事業所を変わることもできず、介護保険制度の基礎基本である「措置から契約へ」というサービスの選択の自由が奪われるといっても過言ではないように思われます。逆に、事業所にとっては、「今、参入しないと、もう二度と、入れませんよ!」と言わんばかりの条件をつけており、飴とムチを使い分けているようにさえ思えてならず、国が一方的に、ケアする側と利用者様に不利な条件を押し付けていくという狙いの内容で、がっかりさせられました。
今まであった「介護療養型医療施設」は結局、廃止後の利用者様の受け皿がないため、平成30年まで延期されました。また、高齢者専用住宅(高専賃)、高齢者円滑入居住宅(高円賃)、高齢者優良住宅施設(高優賃)などは、高齢者住まい法の改正に伴い、新たに創設される「サービス付き高齢者住宅」へと変更されることになりました。これも、また、一階に事業所が入り、そのマンションに入居している方のサービスを担っていくというもので、介護を取り巻く環境が大きく変わることは間違いがないといえます。
介護職員のみなさん!めげないで、頑張ってくださいね! 
私も、現役で月に1日から3日ほど、現場で、入浴サービスやトイレ介助等をさせて頂いています。政治の世界にはない癒しが介護の現場にはあり、素の自分でいられる時間でもあり、毎回、利用者様より元気を頂いて帰ってきます。